エコカラットの割れやすい壁とは?

エコカラットを施工する際の壁ですが主にボード壁か躯体壁になります。
どちらも割れる可能性がある事には変わりませんが確率からすると躯体壁が確立大です。
これは壁の動き方によるものなんです。
地震の際、ボード壁は下地と共に一定に動きますが躯体壁の場合は捻じれたように動くケースがあります。
またコンクリートの打ち継ぎがあるようなケースでは割れる懸念が多くなります。
比較的高層マンションに多くある症例ですが低層マンションでも起こる問題です。
先程も触れましたが躯体壁を打設する際に起きた打ち継ぎの断層ですがこれは建築上仕方ないものですが
地震等で継ぎ目を境にヒビが入る事があります。
コンクリート面に起こるクラックとほぼ同じ位置にエコカラットも割れが生じていると思います。
このクラックを是正しないとエコカラットを張り替えてもまた割れると思います。
(多少割れないような対策もありますが)
打ち継ぎのクラックは微細なもので耐震性能に及ぼす影響はほとんどありません。
外壁にも及ぶようなケースですと水の浸水が怖いです。

衝撃によるエコカラットの割れやすさ?

エコカラットの正面からによる衝撃性ではボード壁の方が遙かに割れやすいですね。
躯体壁の方が割れにくいですがキッチリ接着剤が盛られていないと隙間の大きい箇所があれば
そこは割れやすいでしょう。
基本エコカラットは陶器のように硬い素材ですので反るような下地では衝撃により割れる事になります。
躯体壁は同様に硬い素材ですので反る事が無いので割れる懸念も少ないのです。

エコカラットを剥がす!

貼ったエコカラットや割れたエコカラットは剥がせるのでしょうか?
はい、剥がせます。
でも剥がし方はボード壁と躯体壁では少し異なってきます。
躯体壁の場合はノミとハンマーを使い少しずつ割りながら剥がしていきます。
対してボード壁の場合はあまり衝撃を加えますと下地のボードが傷みますので
割れたエコカラットの側面からスクレーパーを使い少しずつ剥がして行きます。
それでも接着材の関係で下地のボードも一緒に剥がれる事もありますから
補修用のボードも用意した方が良いかもしれません。
303タイプと裏ネットでは剥がす労力が違います。
303タイプは壁もエコカラットも接着剤と密着していますので非常に剥がれにくいですが
裏ネットタイプは裏ネットと壁の密着ですので僅かに剥がしやすいのもあります。

乾式耐火間仕切りへの施工も可

上記の通り乾式耐火間仕切りもボード壁構造ですので剥がしたり補修したりする際は
予備のボードを用意し下地をキッチリ直して復旧させれば管理規約上は何の問題もありません。
エコカラットの職人の他に大工さんが居れば大丈夫です。

キッチリとした施工が基本です

上記懸念材料はあくまでも基本工事が正論通りなされている場合に限ります。
最終判断は施工される会社様に良くご相談の上進められてください。